【開催報告】緩和ケア勉強会&第36回がん・らふ会

今回は緩和ケア医をお招きして、7月20日(日)10時から、
第36回 患者会(がん・らふ会)&よくわかるシリーズを開催しました。

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らふ会の”らふ”は、堅苦しくない、気取らない(rough)と声を出して笑う(laugh)
働く世代のがん患者やその家族が、がんの治療と仕事の不安・問題について考え話せる会で、
2ヵ月に1回を目途に開催しています。

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今回の勉強会「よくわかるシリーズ」は緩和ケアについて

第1部 患者会代表の辻本から、患者会の説明と緩和ケア学会参加の報告を兼ねた
    「自分らしさを選ぶとき、対話で考えをひらく」

第2部 奈良県立医科大学附属病院 緩和ケアセンター長の四宮先生から
     「あなたのつらいに寄り添う医療~がん治療中にこそ知ってほしい話~」   


その後、参加者から質問を受けつつ、日頃気になっていることについても話し合いました。



ご質問の多くは、関わり方について。

ご家族からは、良かれと思って話した言葉や行動で傷つけてしまうのではないか。
患者さんからは、心配をかけたくないから正直な気持ちを話せない。
など、誰にも話せなかったことを言葉にしてくださいました。

四宮先生は緩和ケア医として、私自身は患者と遺族の経験からお話させていただきました。
少しでも参考になっていれば嬉しいです。

今回は、患者さん5名、ご家族8名、医療従事者2名にご参加いただきました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

次回は、10月にオンラインで「がん・らふ会」を
11月には勉強会と患者会を開催の予定です。

詳細は決まり次第、当ホームページでご案内いたしますので
お時間ありましたら、ぜひご参加ください。

※「よくわかるシリーズ」は、正力厚生会の助成を受けて実施しています。